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​福寿寺について

​概要

宗派:天台宗 本尊:聖観音 山号:源起山 福寿寺(俗称:三宅観音)
住職:第十七代 矢橋奉源

法嗣:矢橋源智

​由来

 古文書によると福寿寺の名の出てくる始まりは室町時代の康暦元年(1379)であります。元中元年(1384)には三宅村の領主・中尾修理太夫様が青木山に羽黒権現を勧請して、これを守護神として祠り、あわせて福寿寺を祈願所として尊信したといわれています。 

   戦国時代は織田信長により各所で寺が焼かれたりして、仏寺は人の顧みるところとならず、福寿寺は住職不在の時代も長く続きました。 

 昭和25年、三谷良源師が福寿寺住職となり、寺の再興がなされ、三重県はもとより,名古屋、岐阜、京都、大阪、関東などへ、信徒の数は全国的に広まっていきました。           

​建築物について

 御本尊は聖観音で鎌倉時代の作といわれ、毎月十七日には御開帳され、優美なお顔と荘厳なお姿がご覧いただけます。
  また阿弥陀如来、大日如来、十一面観音をはじめ、三十三観音、文殊菩薩、不動明王、地蔵菩薩,、薬師如来、阿修羅像、など歴史ある多くの仏像が安置されています。            

​参拝日

 毎月6日7日16日17日26日27日が参拝日とされており、昔から、病気が治る観音さんといわれて、地元県内はもとより、愛知、岐阜、京都、大阪など遠方からの参拝客も多く、車のお祓いや加持祈祷、各種の相談事、そして出張による加持祈祷、地鎮祭、商売繁盛祈願、船舶の海上安全祈願などを行っています。

 

 ※加持祈祷とは所願成就や病気災難などを祓うために印を結び真言を唱えて行う祈祷のこと

護摩大祭

 大きな行事としては、3月と8月に大護摩大祭が行われ、比叡山から千日回峰行者・藤波源信大阿闍梨などの名僧を招待し、厄除開運、無病息災、健康長寿、先祖供養、当病平癒、商売繁盛、豊作祈願などを御祈願いたします。 

 護摩祈祷は、不動明王が安置されている護摩堂において護摩木という特別な薪を焚いて、諸所の願いを成就する為に祈る天台密教の修法で、祈願者様の願いがつつがなく授受致しますよう念じられます。 

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